番 号	俳　　　句	俳　号	得票
1	雷(いかづち)に打たれ老樹の立ち尽くし	逸　茶	4 票
	☆　(立ち尽くしてはいますが、したたかかも)
	(はなぶさ)老樹まで何度も試練がありましたでしょう。
	(べいこう)老樹を我が身としますとよくわかります
	(　凡　)　流石に大樹、雷に打たれても、踏ん張って倒れない。
	(媛　香)　雷に打たれても直倒れないほどの力元
2	暑き日に溶けて器のマーガリン	石の花	1 票
	(高　越)　この茹だる暑さで溶けて器の形になったマーガリン
3	脳梗塞の従弟手書きの夏見舞	高　越	2 票
	(逸　茶)　身につまされますね
	(石の花)　脳梗塞で不自由な体での努力、素晴らしいですね。
4	七夕に句三昧詠み人生譜	はなぶさ	3 票
	(逸　茶)　最後の仕事ですね
	(　凡　)　七夕に人生のあれこれを詠んだ俳句を短冊に。
	年輪を重ねた証ですかね。
	(媛　香)　詠み放題に句三昧にそれも人生譜良いですね
5	リハビリの筋肉鍛え梅雨晴間	媛　香	2 票
	(べいこう)頑張ってください
	(石の花)　リハビリをの時期になりました。
6	母呼べば若き泳者や天の川	べいこう	1 票
	(逸　茶)　年に一度の願い事
7	秋刀魚焼く会話少なき老ひ二人	高　越	5 票
	(はなぶさ)年月もあうんの呼吸ですね。
	(べいこう)激励したくなります
	(　凡　)　小津安二郎の映画「秋刀魚の味」の人情味ある人間模様、
	場面を思い出します。
	(石の花)　静かな光景が見えます。
	(媛　香)　サンマも貴重な昨今会話少なきが言いです何を
	思ってかサンマを眺めているのでしょう
8	群生する庭の木枝に毛虫かな	石の花	1 票
	(高　越)　梅雨明けと同時に毛虫の異常発生です
9	かわせみのホタルも生きる燈たやさず	はなぶさ
10	団結する家族あっての沙羅の花	べいこう	2 票
	(逸　茶)　 家族は復活の象徴ですね
	(　凡　)　心の繋がった家族とその結束を沙羅の花に取り合わせて
	いるのがいいですね。
11	美ら海や五十、七十年の夏	凡	1 票
	(高　越)　７０年前の夏と言えば終戦直後の沖縄
12	そよ風に首竦めたる早苗かな	高　越	3 票
	(べいこう)表現力がいいです
	(逸　茶)　 初々しさが目に浮かびますね
	(媛　香)　そよ風に気持ちが良い早苗が聞いている
13	淡い恋ともに走りぬ枇杷の頃	逸　茶	2 票
	☆　（昔は、よく走りましたな･･･）
	(　凡　)　枇杷の季語どの取り合わせが何とも素敵です。
	(石の花)　懐かしい思い出ですね。
14	退職の日々重ねゆく蝸牛	凡	1 票
	(はなぶさ)長い間お疲れさまですね。
15	庭草の延び放題や気が重し	媛　香	1 票
	(はなぶさ)抜いてもすぐ伸びるのでほんとにいや。
16	草引きも溽暑にあひて仕舞いけり	石の花	1 票
	(べいこう)夏の草取りは大変です。
17	紫蘇の香に邪気を払われ耳順かな	逸　茶	3 票
	☆　（遠に耳順も過ぎましたが･･･）
	(はなぶさ)紫蘇の香が夏らしい。
	(　凡　)　紫蘇には薬草の効用あり。還暦も過ぎ年を重ねると、
	あちこち悪いところも出てきます。
	(石の花)　難しい言葉を選びましたね。
18	早乙女の今は昔か機械植	凡	３ 票
	(逸　茶)　早乙女に郷愁がそそられます
	(石の花)　今昔の光景ですね。
	(媛　香)　早乙女姿も見られなくなり機械で短パン姿で颯爽と(^o^)
19	薄れゆく人より届くメロンかな	べいこう	２ 票
	(高　越)　記憶が薄れていたが送り主はよく覚えていたのです
	(媛　香)　久し振りの人より届けられたメロンさぞかし美味しい
	思いをされたのかも知れません
20	塩飴を舐めて熱中予防とし	媛　香	２ 票
	(はなぶさ)同じく熱中症対策しています。
	(高　越)　私も塩飴買いました。
21	サングラスやんちゃ盛りの孫の手に	はなぶさ	２ 票
	(べいこう)サングラスに興味があるのでしょう
	(高　越)　やんちゃ盛りのお孫さんテレビの真似です