番 号	俳　　　句	俳　号	得票
1	名月を追い出す雲のまとはずれ	べいこう
2	秋晴れに溶け込む威厳天守閣	鶴	４ 票
	(はなぶさ)城清々しいですね
	(高　越)　秋晴れに聳える城を威厳と讃えました
	(石の花)　天守閣の溶け込む秋空良い表現ですね。
	(　凡　)　秋晴れの青い空に凜として聳える天守閣、溶け込むと威厳の
	言葉が効果的
3	薄霧の小さき魚場の定食屋	はなぶさ	2 票
	(　鶴　)　状況が浮かびます
	(高　越)　寂れた漁村の定食屋。人のいい女将さんが浮かびます
4	黄昏るるこがね色なる芒??原	凡	3 票
	(媛　香)　夕日が当たると芒も黄金色に染まり美しく
	芒が原になるのです
	(逸　茶)　芒には哀愁が漂いますね
	(高　越)　芒の穂は銀色ですが、黄昏どきには黄金色に見えるのですね
5	秋の夜や最終電車のがらんどう	高　越	2 票
	(はなぶさ)最終列車は絵になりますね
	(石の花)　終電車の句は多いががらんどうとはリアルですね。
6	秋ならん寄る黄昏に如何せん	逸　茶
	☆　(ひしひしと迫る人生の黄昏)
7	実椿やセピア写真の髪の艶	高　越	４ 票
	(媛　香)　写真も月日が経つとセピア色に　髪の艶は椿油？
	(逸　茶)　若い頃は何もかも輝いていた
	(石の花)　セピア色の写真懐かしいですね。
	(　凡　)　椿の実は髪の脂となる､秋の季語。色褪せた写真の人物
	本人かどうか髪の色と対比した使い方に関心
8	新涼の海に落ちゆく薄暮かな	逸　茶	3 票
	☆　(海にも秋の兆しが･･･)
	(べいこう)表現力が今一つですが薄暮が惜しい
	(　鶴　)　雄大な感じが良いです
	(　凡　)　少し涼しさが訪れた頃、暮れゆく様を「海に落ち行くとは！」
	夕陽とか太陽とかが沈むとかは並の表現ですね。
9	パン焼きの匂う移動車天高し	べいこう	４ 票
	(はなぶさ)今はやっていますね
	(媛　香)　パン屋さんの焼きたてのパンさぞ美味しい
	でしょうね
	(石の花)　移動車でパンを焼く珍しいですね。
	(　凡　)　天高しの季語との取り合わせ、目の付け所に感服。表現で迷った
	のは、匂うのは「パン焼き」か？焼いたパンの匂いだよな。
10	千の風乗って我が家に彼岸花	媛　香	４ 票
	(べいこう)彼岸花がようやく咲いた感じがでています
	(　鶴　)　リズムが良いと思います
	(逸　茶)　愛する人の魂が帰ってくる
	(　凡　)　植えたでもない庭に咲く彼岸花なのか、はたまた届けられた彼岸花か。
	千の風に乗ってとは巧いですね。
11	爽やかや小川のせせらぎ眺めつつ	石の花
12	切りてまた七旺めぐる花菖蒲	はなぶさ
13	小夜更けて友あり月の宴かな	逸　茶	3 票
	☆　(友と飲む酒は格別)
	(べいこう)月の宴とは結構です
	(　鶴　)　月の宴が良いです
	(　凡　)　友達っていいですね。また、月見酒の出来る飲み友か。または友を
	だしに残る風流な風情。
14	秋高し草のみ裾に絡みつく	石の花	1 票
	(媛　香)　猫じゃらしかしら？絡みついたら大変
	取れなくて
15	台風のダブル迷走策虚し	鶴	1 票
	(媛　香)　今年の台風はダブル迷走でしたね
16	隣から新米ですと散らし寿し	媛　香	1 票
	(石の花)　今頃はこんな光景見え無くなりましたね。
17	敬老会ビンゴリーチも参加賞	高　越
18	稲の花そよぐ向こうに伯耆富士	べいこう	3 票
	(はなぶさ)稲の向こうの山景観ですね
	(　鶴　)　雄大さと爽やかさありと思います
	(高　越)　若い頃に大山へ行きました。別名は伯耆富士と呼ぶのですね
19	今生きて余分の人生猛暑なり	媛　香	2 票
	(はなぶさ)この猛暑にもめげず益々お元気で
	(石の花)　これからの人生余分ですか、そんなことはありませんよ。
20	秋の夜昭和歌謡の針の音	凡	3 票
	(　鶴　)　ノスタルジックと侘びを感じます
	(逸　茶)　 レコードのノイズも懐かしい
	(高　越)　最近レコードが静かなブーム。針の音に目を付けました
21	早暁の秋風やさし里の道	鶴	5 票
	(はなぶさ)美しい景色歩いてみたい
	(べいこう)田舎道の雰囲気がでています
	(逸　茶)　 朝の散歩？は清々しい
	(高　越)　早朝の田舎道を歩き、優しい秋風を感じたのです
	(石の花)　早朝の散歩に秋風がここちよくね。
22	爽やかや小道を独りさまよいぬ	石の花	1 票
	(べいこう)一人小道でなにか風情を感じます
23	枯芒芭蕉の夢にほど遠し	凡	2 票
	(べいこう)どんな夢をお持ちでしょうか
	(逸　茶)　ともかくもならでや･･･
24	明日香村葛の花咲きおりて	はなぶさ	1 票
	(媛　香)　奈良の葛は有名ですね花もピンク色で
	可愛いですね