番 号	俳　　　句	俳　号	得 票
1	カウンターグラスの氷ロックのむ	石の花	1 票
	(はなぶさ)懐かしい松山にもウイスキーの店がありましたね。
2	同胞(はらから)と湯に戯れて秋の宵	逸　茶	４ 票
	(　凡　)　兄弟っていいなあ。幼い日か昔に帰ってか？
	(石の花)　情景も句の形も素晴らしいです。
	(媛　香） 同窓会でしょうか湯に浸かり思い出話に盛り上がりました
	(　鶴　)　はらからの語彙選択が良いと思います
3	亥の子餅楽しく騒ぐ童達	石の花	2 票
	(べいこう)子供の声が届きそう。
	(媛　香） 亥の子餅子供達の声が聞こえてくるようで
	懐かしいですね
4	里山の見える限りの薄紅葉	媛　香	２ 票
	(石の花)　山一面の薄紅葉ですか、きれいでしょうね。
	(逸　茶)　深紅ではなく、薄いのが里山には似合います
5	外人さんの唱ふ心経寺小春	高　越
6	小春日や鼓動ふるわす昴聞く	べいこう	３ 票
	(　凡　)　谷村新司の「昴」鼓動ふるわすほどの唄の
	素晴らしさ。日本語の美しい歌詞・曲ともに
	好き、愛して止まない。
	(石の花)　人は皆逝くと生前の思い出が強く蘇るものです。
	とくに「昴」良かったですね。好きな歌です。
	(　鶴　)　同世代の死は残念です
7	人知れず逝きし句の友後の月	高　越	５ 票
	(はなぶさ)作品の句はいつまでも残りますね。
	(べいこう)句友はいつも気がかりです。
	(　凡　)　欠けた月と亡き友との取り合わせが効果的ですね。
	(媛　香）寂しいですねエッあの句友が，後の月
	(逸　茶)　ひっそりと逝くのが奥ゆかしくていいですね
8	虫時雨眠気いざなう子守唄	鶴	1 票
	(高　越)　虫時雨に酔い子守唄に聞こえたのです
9	車窓とぶ稲田広ごる里景色	凡	1 票
	(べいこう)豊作だといいですね
10	山の柿猿より先におすそわけ	はなぶさ	1 票
	(逸　茶)　「おすそ分け」が洒落てます
11	凜と咲く川の彼方の曼珠沙華	鶴	1 票
	(　凡　)　凛と咲くと捉えった作者の眼
12	風鈴を仕舞ひ忘れて今朝の風	凡	３ 票
	(高　越)　今朝の風に鳴る風鈴。仕舞忘れにハッと
	気付く作者
	(　鶴　)　季節の移ろいを感じます
	?(逸　茶)　 今はもう秋♪
13	芋煮会木の葉も混じり仲間入り	べいこう	1 票
	(石の花)　木の葉が仲間入りが良いですね。
	でしょうね
14	古寺に似合い紅葉しとり雨	はなぶさ	３ 票
	(媛　香）古寺に似合う　しとり雨が良いです
	(高　越)　古寺の紅葉は雨に濡れ色を濃くします
	(　鶴　)　古寺としとり雨の取り合わせが妙
15	石蕗の花戦の国へ届けたや	凡	1 票
	(べいこう)戦のない世の中を願っています。
16	朝焼けや稜線染める連山を	媛　香	1 票
	(はなぶさ)(はなぶさ)清々しい句ですね。
17	冬ざれて旅の人ゆく荒れ野かな	逸　茶	４ 票
	(はなぶさ)冬の荒野が見えますよ。
	(　凡　)　侘しさが倍加して伝わります。
	(高　越)　冬ざれの荒れ野を旅するのは徒遍路かも
	(　鶴　)　冬ざれた荒れ野が侘しい
18	窓開けて石焼き芋の売り声を	石の花	1 票
	(媛　香）焼き芋の季節やーき藷　石焼芋の売り声懐かしい
19	天守へと風が尻押す冬初め	高　越	２ 票
	(べいこう)天守閣目指す勢い感じます。
	(　鶴　)　冷たい強風のイメージがわきます
20	夕虹や大きく近く美しく	媛　香	2 票
	(べいこう)虹の微妙な変化が楽しいですね
	(石の花)　さぞ綺麗な虹がめいたのでしょう。
21	秋遍路ゆく手あまたの仏かな	逸　茶	1 票
	(はなぶさ)秋と遍路は似合いますね。
22	木枯しや屋台は熱く語る場所	べいこう	1 票
	(石の花)　最近は屋台は余り見えなくなったが、懐かしいですね。
23	染まらないコキアの群れよ秋暑し	鶴	3 票
	(はなぶさ)朱いコキアで見ごろ茶色になり
	ほうきで役立つよね。
	(媛　香）中々染まらない青々とした箒草早く真っ赤に染まる
	コキアが見たいですね
	(高　越)　暑さのせいか今年は少し遅れて色が付いた
	コキアの公園
24	山暮れし落葉の朱を踏みにけり	はなぶさ	３ 票
	(　凡　)　暮れて歩む山道の落葉、赤い枯葉ははっきりと分かりますね
	(高　越)　朱を踏みにけりと詠嘆。夕暮れの落葉の朱色
	(逸　茶)　夕暮れの朱が映えますね