番 号	俳　　　句	俳　号	得 票
1	暖房や老いの体を癒しけり	石の花	２ 票
	(はなぶさ)暖かくして蜜柑をどうぞ
	(　凡　)　寒さは老いると堪えます。ありがたや
2	過ぎ去りし京都の旅や紅葉寺	媛　香	２ 票
	(逸　茶)　心に残る旅ってありますね
	(高　越)　いつまでも忘れられない秋の京都の思い出
3	野菊咲く野面石垣坂の上	凡	２ 票
	☆　疲れがほっといやされる
	(　鶴　)　野菊が一面に咲いている表現が上手い
	(逸　茶)　中七以降のテンポがいいですね
4	老夫婦懐古の七輪太刀魚二尾	はなぶさ	2 票
	(べいこう)老夫婦の和みが感じられいい句です
	(媛　香)　七輪で焼くサンマはまた格別美味しいでしょう
	高くて中々買えません
5	まどろめば母の面影布団かな	逸　茶	2 票
	(べいこう)布団と母の思い出大切にしたいです
	(媛　香)　キッと在りし日の母の夢を見たのでしょうね懐かしく．
6	臘月やヒョットコ翁安来節	べいこう	４ 票
	(はなぶさ)宴会かな？
	(高　越)　ヒョットコ翁と安来節は表現が近いが
	ユーモアがあります
	(石の花)　ヒョットコ翁が､安来節を踊る光景が見えます。
	(　凡　)　忘年会の出し物でしょうか。どじょう掬いは笑いを
7	初霜や沼に番のこうのとり	高　越	3 票
	(　鶴　)　つがいのコウノトリが見れたのなら素晴らしい
	(べいこう)こうのとりをうまく詠みました
	(石の花)　番のこうのとりが沼に何処でしょう。
8	暮れ早しカラス鳴くから帰れてふ	凡
	☆　まだ遊び足りなかった幼き頃
9	つる延ばす水栽培のさつま芋	媛　香	２ 票
	(高　越)　芋類の切れ端を皿に入れて栽培すると
	伸びるわ伸びるわ
	(石の花)　さつまいも、水栽培で出来るのでしょうか
10	着ぶくれてグーでゴツンと自動ドア	高　越	２ 票
	(逸　茶)　手袋を脱ぐのも面倒、解かります
	(べいこう)自動ドアでよくあります
11	歳重ね妻との憩いや春待月	べいこう	2 票
	(逸　茶)　早く春が来てほしい
	(媛　香)　夫婦で歳重ねて憩う幸せは良いですね
12	師走きて心焦るや身動けず	はなぶさ	２ 票
	(べいこう)まとまりのよい句です
	(石の花)　老いてくると何するのもおっくうになりますね。
13	暖房や燃費が高く倹約す	石の花	１ 票
	(はなぶさ)生活感あふれて面白い
14	庭石のもとを彩る石蕗の花	凡	3 票
	☆　ごつごつした石に石蕗の花の黄が美しい
	(　鶴　)　石蕗の花の咲き具合の表現が良い
	(高　越)　神社や寺の庭石や玉垣の元でよく
	見かける景です
	(媛　香)　石蕗の花の真っ黄色に庭を明るくしております
15	早暁に頂きめざす枯野道	鶴
16	暮早し灯りを灯しする仕事	石の花	1 票
	(媛　香)　日暮れが早くし残した仕事を片付けるまで灯りを
	ともしてでもする畑仕事ですね
17	幾星霜また生き延びぬ冬至粥	逸　茶	3 票
	(　鶴　)　幾星霜の趣が深い
	(べいこう)冬至粥の意味深さを感じます
	(石の花)　長く生きてきた思いがよく表れています。
18	幼子が風に逆らい落葉掃く	鶴	２ 票
	(はなぶさ)何かご褒美あげたい
	(　凡　)　掃いても掃いてもなかなか掃ききれない。一生懸命な
	子どもさん
19	踏み台に孫の手借りてコート探し	はなぶさ
20	渋柿の落ちるにまかす道路端	鶴	２ 票
	(高　越)　鳥の為に数個残すのは木守柿だが、鳥や猿は
	見向きもしないので落ちるにまかす渋柿
	(　凡　)　渋柿もさらせば旨いのにもったいない。作者は家人に
	思いを寄せているのかも
21	人生の止まり木冬のジャズ喫茶	べいこう	６ 票
	(はなぶさ)ジャズ喫茶なつかしいですね
	(　鶴　)　妙にテンポが良い
	(逸　茶)　ジャズ喫茶が懐かしくなりました
	(石の花)　人生に止まり木ですか、ジャズ喫茶が良いですね。
	(媛　香)　人生の止まり木面白い，ジャズ喫茶がとても良いですね
	(　凡　)　お好みの店でいつもの席でジャズを聴きながら決まって
	飲む・・・。人生の止まり木なんて、年を重ねた洒落た
	男ですね。
22	里山の香り届きぬ枇杷の花	高　越	２ 票
	(逸　茶)　バニラのような香りが届きそう
	(　凡　)　目立たないが匂いのいい枇杷の花を届けるこの方
	、　　　　風流ですね。
23	紅葉散る先を委ねて役目終え	逸　茶	1 票
	(　鶴　)　季節の移り変わりの表現が良い
24	新聞をバラバラにして日向ぼこ	媛　香	２ 票
	(はなぶさ)なんで？
	(高　越)　小春日和の陽の元で日向ぼこ、幸せですね