番 号	俳　　　句	俳　号	得 票
1	桜餅一枝添えて友来たり	媛　香	4票
	(べいこう)桜餅食べつつ談笑。明るい句です。
	(逸　茶)　洒落た友達ですね
	(はなぶさ)桜餅に一枝が効いていますね
	(　鶴　)　春らしい雰囲気がでている。
2	山笑ふ足取り軽し散歩道	鶴	3票
	(媛　香)　新緑の散歩道心も軽やかに山笑うが良いです
	(石の花)　山笑ふ良い季節ですね。
	(高　越)　山笑う」春が来た喜びと散歩道での歩の軽さ
3	足摺の遊歩道にて椿咲く	石の花
4	ちぢに乱る齢の心朧かな	凡	3票
	(逸　茶)　不安な気持ち、よくわかります
	(はなぶさ)齢には勝てませぬなあ
	(　鶴　)　様々な思いが朧で凝縮されている
5	遠き山見渡す限り山桜	媛　香	2票
	(はなぶさ)景色が見える句ですね
	(高　越)　山桜が見渡す限り咲いている。どこだろうか
6	永き日や仁淀ブルーのシーグラス	高　越	2票
	(　鶴　)　仁淀川の青さがうかがふ
	(石の花)　仁淀川の清流の色を上手く表現
7	二頭の蝶ひらひらと舞ふ畠中	石の花
8	連翹や目覚めと庭木くすぐって	べいこう	1票
	(　凡　)　「目覚め」と「庭木をくすぐる」言葉の表現に成程
9	陽春に坊ちゃん列車レトロ町	はなぶさ	1票
	(媛　香)　レトロ町が良い坊ちゃん列車
10	広き空直線に斬る燕かな	逸　茶	2票
	(　鶴　)　斬るの表現が良い
	(　凡　)　燕の･･･斬るという表現が素晴らしい
11	野辺の風たんぽぽの絮あまた舞う	鶴	5票
	(べいこう)タンポポの俳句何回聞いてもいいです。
	(はなぶさ)春がきたね
	(媛　香)　野辺の風が良いですねタンポポの絮が
	無数に舞っている
	(高　越)　野辺の風が運ぶ蒲公英の絮。辿りつくのは
	何処だろうか
	(　凡　)　春の野の風景がたんぽぽと?で情景描写している
12	ケンケンパー足が縺れて春を蹴り	べいこう	3票
	(逸　茶)　春を蹴るのがいいですね
	(高　越)　下五「春を蹴り」がユーモアがあり、楽しい
	(　凡　)　昔よく遊んだ。足の縺れと下語「春を蹴る」
	の着地の表現に流石俳人と感心
13	姥桜昔めぐらす老夫婦	はなぶさ
14	車窓流るスライドショーか山桜	凡	3票
	(べいこう)山桜を車窓からの眺め、うまく表現されました。
	(逸　茶)　 視覚的でイメージが湧きます
	(高　越)　車窓を流れる桜の景色をスライドショーかと
	上手い
15	季を問えばとうに過ぎたり花の宴	逸　茶
16	草花に蝶のひらひら朧夜に	石の花	1票
	(べいこう)蝶のひとひらに作者の視線が向いていいくです。
17	桜散る足湯に歓声異邦人	はなぶさ	6票
	(べいこう)異邦人とて桜には歓心があります。
	(逸　茶)　外国人観光客の多いこと
	(媛　香)　外人さんには足湯はキッと珍しかったので
	しょうね
	(　鶴　)　外国人でなく異邦人がうまい
	(石の花)　最近は異邦人の観光客が･････円安の成か
	(高　越)　今年は外国人の観光客が多い。桜が散る中での
	足湯を堪能
18	逆打ちで四国霊場松の芯	高　越
19	頬撫でるけだるし風のおぼろ月	鶴	2票
	(石の花)　けだるい風とおぼろ月がよく合っています。
	(　凡　)　風が頬を撫でるけだるい春の夜。おぼろ月と締めて、
	和服の女主人公か艶めかしさを感じさせる
20	乙女らのかぐわしき掌や苺摘み	逸　茶	2票
	(はなぶさ)苺摘みが美しく描かれて
	(　鶴　)　はつらつとした情景がうかぶ
21	桜舞ふ黒き名城天守へと	凡	1票
	(媛　香)　風に吹き上げられた桜カラス城の漆黒の情景が
	見えるようです岡山城
22	散髪屋で潰す日永の将棋かな	高　越	2票
	(べいこう)昼の将棋懐かしい光景です。
	(石の花)　何かレトロな風景を思い出します。
23	名も知らぬピンクに染まり山桜	媛　香	1票
	(逸　茶)　野生の美しさですね
24	降る雪や昭和の善き日埋めるかに	べいこう	4票
	(はなぶさ)日本の復興時代良かったね〜
	(媛　香)　昭和と言う時代良かったとつくづく思い最近は
	言葉を短縮私など通訳が入りますわ日本語で
	あり日本語と思えなくてアナウンサーまでもね
	(石の花)　昭和という言葉が懐かしいです。
	(　凡　)　降る雪の少なくなった昨今、積雪の景に善き昭和の
	日を懐かしむ心情に同感