番号	俳　　　句	俳　号	得票
1	お土産はトウモロコシと川魚	はなぶさ	2票	1
	(石の花)　玉蜀黍と河佐かな何か取り合わせが？
	(高　越)　夏休みで帰省した田舎のお土産でしょうか
2	空蝉や空に向かいて夢の跡	逸　茶	2票
	(べいこう)空蝉の感じがわかります
	(　鶴　)　空蝉と夢の対比が妙
3	木守柿烏かしげて啄みぬ	石の花	1票	1
	(　凡　)　（烏がかしげている様の観察眼が
4	植田なり点滅信号映りいて	媛　香	1票	2
	(石の花)　田んぼのある道に信号機珍しいですね
5	夏雷はもう聞こえぬ百の母	はなぶさ	2票
	(石の花)　元気なお母さん耳も遠くなりますね
	(媛　香)　聞こえない百の母とは？もう聞こえないと詠んでいらっしゃるので，，，
6	万緑や仁淀ブルーも海に溶け	凡	2票	3
	(はなぶさ)仁淀川は本当にきれいで詠みたくなります
	(高　越)　高知仁淀川の景観を表現
7	秋茄子や画帖に描く子規の筆	高　越	4票	3
	(はなぶさ)美味しそうな茄子を描かれています
	(逸　茶)　秋茄子を見ると子規の絵を思い出します
	(　鶴　)　子規と茄子は切り離せませんね
	(　凡　)　(子規さんの絵を題材に秋茄子を作句した
	ことに感心しました。)
8	稜線の沸き立つさまよ雲の峰	鶴	4票	4
	(べいこう)月の6句選句です。
	(媛　香)　沸き立つさまが良いですね
	(高　越)　景が良く見えます
	(　凡　)　（雲の峰をあれこれと読手に想像させると
	ころがいいですね。）
9	墓参り妻逝きて早三回忌	石の花	3票	3
	(はなぶさ)お盆にはきっと帰ってきましたよ
	(媛　香)　最愛の奥様が天国に召されて早三年三回忌を
	迎えられたのですね益々想い出が甦りますね
	(　凡　)（あっという間の３年、それとも･････寂し
	さが伝わります。お悔み申し上げます。）
10	風に揺れ向日葵の花未来向き	逸　茶	4票	3
	(べいこう)未来向くがよかったですね
	(石の花)　未来向きとは･･･何を表しているのでしょう
	(媛　香)　向日葵が未来を向くなんて夢があって楽しいです
	(　凡　)　　夏を代表する花、ひまわり。イタリア映画「ひまわり」で
	、ソフィア・ローレンが広い広い向日葵畑を歩く
	シーンが、ニーノ・ロータの主題曲と共に印
	象的でした。映画のテーマも未来への再生
	だったと記憶しています。
11	朝日子へ棘で威嚇の胡瓜かな	べいこう	2票	2
	(逸　茶)　胡瓜の棘がいじらしい
	(　凡　)　朝日子の語彙力、棘で威嚇の表現が魅力。
12	銀漢や校歌の山河訪ふ阿波路	高　越	3票	2
	(べいこう)母校を訪問、懐古もまたよし
	(逸　茶)　同窓会でしょうか、郷愁をそそります
	(　鶴　)　懐かしい帰省風景
13	踊り子の褐色の肌光る汗	凡	2票	1
	(はなぶさ)松山踊りか阿波踊りかな
	(べいこう)祭りの雰囲気がよくでています
14	夜空染め星を掻き消す揚げ花火	べいこう	4票	2
	(逸　茶)　星を掻き消す乱暴な花火ですが、大きさが伝わります
	(　鶴　)　花火が夜空一面に広がる様が見事
	(媛　香)　満天の星空を掻き消す花火見事ですね星と花火で句を詠まれて
	流石俳人でいらっしゃる脱帽ですわ
	(高　越)　中七がオーバーに見えるが、それがいい
15	木槿咲き白の鮮やか垣の中	石の花		3
16	鎮魂の平和の礎夏岬	凡	1票	2
	(べいこう)平和の礎一考もまたよし
17	縁側や西瓜呼ばれて飲む冷酒	はなぶさ	1票	3
	(石の花)　西瓜と冷酒なにか取り合わせが？
18	田一枚植えて田植機音残し	媛　香	3票	1
	(はなぶさ)お米が不足しています大切です
	(べいこう)田植機のかんじがよくでています
	(逸　茶)　まだ田植機の余力があるのに・・という嘆きでしょうか
19	滴りの濡れる前掛け地蔵様	鶴		1
20	放置家に義父の表札酔芙蓉	高　越	4票	4
	(はなぶさ)田舎はそのままよく見かけますね
	(逸　茶)　義父に酔芙蓉が似合いそうですね
	(　鶴　)　色あせた義父の表札をうまく表現
	(媛　香)　空き家に放置された表札酔芙蓉　季語が会っていいると思います
21	落椿地面を赤く染まりいて	媛　香		2
22	八十路越え漲る力紫苑晴れ	べいこう	1票	2
	(　鶴　)　まだまだお元気そうで
23	朝顔や新しき日の始まりに	逸　茶	1票	3
	(高　越)　早朝の朝顔の花に今日の始まりを感じる
24	夏の暮れ気ままにつかる露天の湯	鶴	2票
	(石の花)　気ままにつかるで癒されますね。
	(高　越)　夏場の疲れを癒す露天風呂
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