番号	俳　　　句	俳　号	得　票
1	山またぎ二重の虹の大きさよ	媛　香
2	鰯雲山の彼方に消ゆる影	逸　茶	1　票
	(はなぶさ)鰯雲をよく描きましたね
3	寝返りの先の闇にも熱帯夜	凡	5　票
	(べいこう)熱帯夜相手では勝ち目がありません。
	(高　越)　今年の暑さは格別。熱帯夜で熟睡が
	出来ないのですね
	(　鶴　)　今年の夏は暑かった
	(　凡　)　幸せの大きさ
	(逸　茶)　今年は異常なくらい熱帯夜が続きました
4	枝豆やくすり替わりに呑むお酒	高　越	2　票
	(石の花)　酒は百薬の長と言われますからね
	(媛　香)　枝豆は錠剤(^^)お酒も美味しいでしょう
5	夏の蝶飛ぶともなしに物の陰	鶴
6	秋めくや短冊並べ吟味する	石の花	1　票
	(べいこう)秋には句会も増え短冊を
	選ぶことが楽しみになります。
7	敬老会じいの友はみな鬼籍	はなぶさ	1　票
	(石の花)　長生きすると同年配の友は少なくなりますね。
8	すれ違ふ風にひととき秋めきて	凡	2　票
	(高　越)　すれ違う風にも秋を感じる初秋
	(逸　茶)　すれ違う風が清々しい秋を感じさせます
9	朝日子に稲の花咲き村興し	べいこう	1　票
	(はなぶさ)稲の花咲きよく見えます
10	水草にお歯黒蜻蛉舞降りる	石の花	2　票
	(べいこう):水草ととんぼが季重なりになりませんか
	(媛　香)　お歯黒蜻蛉？水草にどんな蜻蛉不勉強故教えて
	いただきたいです
11	小雨ふる社かけおり秋まつり	はなぶさ	2　票
	(べいこう)秋祭りは大人になっても楽しいですね
	(　鶴　)　まつりらしくテンポが良い句
12	初虹の二重虹や山またぎ	媛　香
13	粘り着くシャツを拭いる残暑かな	鶴	4　票
	(はなぶさ)残暑がいつまでも厳しいですね
	(高　越)　上五で如何にも暑そう
	(石の花)　粘り着くが暑さをよく表している
	(　凡　)　粘り着く、拭うほどの残暑の暑さ
14	三世代そろふ夕餉の栗ごはん	はなぶさ	７　票
	(べいこう)３世代とは羨ましいですね
	(高　越)　三世代揃い幸せな夕餉です。句のリズムも
	いいですね。
	(石の花)　今では珍しい光景ですね
	(　鶴　)　温かい栗ご飯での団らん風景が見えます
	(　凡　)　この頃難しい三世代の和やかな夕餉。
	祖父母との会話が聞こえてきそう。
	(逸　茶)　暖かい情景が目に浮かびます
	(媛　香)　賑やかで良いですね栗ご飯がこれまた良いですね
15	君偲ぶ精霊蜻蛉とどまりて	石の花	3　票
	(　鶴　)　とどまりてが切なさをうまく表現
	(　凡　)　ロマンチック。彼の方は今?
	(逸　茶)　精霊蜻蛉に姿を変えて訪ねてきたのですね
16	涼風や瀬音まじりの奥座敷	鶴	4　票
	(はなぶさ)静けさも漂うようです
	(高　越)　如何にも涼しそうな奥座敷
	(　凡　)　涼風、瀬音の涼しさに、奥座敷の贅さ。
	(媛　香)　綺麗なお句瀬音混じりの奥座敷良いですね
17	野分来も恵みの雨よ稲の花	高　越	1　票
	(石の花)　野分でもかまわない雨の欲しいことが
	ありますね
18	落雷の停電怖く縮こまる	媛　香
19	討ち来たり体育館にカブトムシ	べいこう
20	幼き日野菊のごとき君なりき	逸　茶	1　票
	(べいこう)野菊のごとき君なりきは何回も
	映画館に通いました。懐かしいですね
21	あの鳥も過ぎ行く風も秋の声	べいこう	5　票
	(はなぶさ)鳥も秋の気配が聞こえますように
	(高　越)　鳥や風の音に秋を感じるのです
	(　鶴　)　秋の声がうまいと思います
	(逸　茶)　何もかもが秋、いい季節です
	(媛　香)　名も知らない鳥達も過ぎて行く風も秋がそこまで
	来ていることに作者は気づいているのでしょう
22	籐式部愛でて恋せし子規忌かな	凡	1　票
	(逸　茶)　光る君も佳境ですね
23	秋茄子や孫の焼きたる備前皿	高　越	2　票
	(石の花)　秋茄子と備前焼がうまくコラボしています
	(　鶴　)　孫は焼いた皿で食べる秋茄子は美味しい
	でしょうね
24	ひとしずく光りて朝の白露かな	逸　茶	3　票
	(はなぶさ)きれいな句ですね
	(　凡　)　露のはかなさと美しさ。秋もいよいよ。
	(媛　香)　朝日に照らされて一滴光ってる朝の露綺麗でしょうね
	真珠のようです