番 号	俳　　　句	俳　号	得票
1	餅花へ飛びつく子らへ翁な笑む	べいこう
2	七種かゆ塩分薄め待つ母ゑ	はなぶさ	2 票
	(高　越)　母上の健康を考えて減塩の七草粥
	(べいこう)かゆの母好みに配慮がよろしい。
3	新しき朝粥を食み若菜摘み	逸　茶	2 票
	(はなぶさ)新春らしい句ですね
	(　凡　)　百人一首｢君がため春野のに出で若菜摘む･･･を
	想起します。
4	垣根越し匂い芳し水仙花	鶴	3 票
	(高　越)　水仙の甘い香にお隣さんへ感謝
	(逸　茶)　他所の庭からの匂いがインパクトあります
	(　凡　)　他所の水仙の匂いに感動する作者の感性。
	どんな人が住んでいるのかとの思いも。
5	初詣子供を連れてお焼き買う	石の花
6	賀状減らすブッダの余生真似てみる	べいこう
7	マイ箸の材は屋久杉七日粥	高　越	2 票
	(　鶴　)　妙にりずむ７が軽快で良いと思う
	(　凡　)　屋久島の千年杉を想起。いつまでも息災で
	お幸せに。
8	七種や家族の笑顔至福時	石の花
9	年賀状仕舞通達続々と	鶴	2 票
	(はなぶさ)しまいが多くいつもの半分ですね
	(石の花)　年とると皆さん賀状仕舞いになるのですね。
10	初湯沸く湯気に包まれ道後かな	逸　茶	1 票
	(高　越)　耐震改築終え新年を迎えた道後温泉の喜びを
	「かな」で詠歎
11	お正月遠路の孫を待ちわびる	はなぶさ	1 票
	(べいこう)正月の孫を待ちわぶ心境がよし
12	齢来てすることも無き寝正月	石の花	4 票
	(はなぶさ)録画のテレビ見るのみ
	(高　越)　同感です
	(べいこう)寝正月もまたよし
	(逸　茶)　平和な証拠かもしれないですね
13	初茜拝みてけふの始まりぬ	凡	2 票
	(高　越)　令和７年の新しい始まりの瞬間
	(　凡　)　一歩踏み出す作者にエールを！
14	暗闇に一歩踏み出し初茜	逸　茶	1 票
	(　鶴　)　闇から茜への時間経過がうまい
15	新年や曾孫もそろう賑やかさ	媛　香	1 票
	(はなぶさ)にぎやかで幸せそうです。
16	明の春膨らむ餅に囲む幸	はなぶさ	2 票
	(べいこう)餅を囲む顔がめに浮かびます
	(石の花)　餅の膨らみをよく幸に捕らえられましたね。
17	年明くる夫婦茶碗の朝餉かな	凡	3 票
	(高　越)　新年を新しい夫婦茶碗で祝う朝餉
	(逸　茶)　夫婦共に息災で、いい年初の雰囲気が出ています
	(　鶴　)　年明くるが妙である
18	書き下手や仏正月筆を立て	べいこう	2 票
	(逸　茶)　下手の書初め、味があります
	(　凡　)　直筆は上手下手ではありません。心を感じます。
19	病室に明るい声で松飾り	媛　香	2 票
	(高　越)　沈みがちの病室をみんなで飾る松飾りが明るくします
	(べいこう)松飾りは等しく皆に
20	初詣青銅神馬四股を踏み	高　越	4 票
	(逸　茶)　リズムがいいですね
	(　鶴　)　四股を踏みの重厚感が良い
	(石の花)　何処のお宮でしょう、神馬が居るのは･････
	(　凡　)　青銅神馬四股を踏む言葉に、力強さを感じます。
21	境内の匂い辿るや梅五本	鶴	4 票
	(はなぶさ)早くも梅の咲きをまちますね
	(べいこう)境内の匂う梅情緒あり
	(逸　茶)　初詣から梅へ視線の移動がいいですね
	(石の花)　梅五本が良いですね。
22	淑気満つインスタ映えの逆さ富士	凡	1 票
	(　鶴　)　新春の空気感の中での景色が見える
23	初釜や妻のお点前久しぶり	高　越	1 票
	(石の花)　妻のお手前至福時ですね。
24	除夜の鐘静かにきこゆ病窓に	媛　香	3 票
	(はなぶさ)来年はきっと元気！
	(　鶴　)　一人で過ごす年越しの病室での寂しさが感じられる
	(石の花)　病室で年越しは､淋しい限りですね。