| 3 | 寒鰤を捌いてくれと娘(こ)が来たる | べいこう |
| 7 | 新年の吟の奉納空晴れて | 浩 風 |
| 10 | あたふたと日々過ぎ去りし除夜の鐘 | 扇 |
| 16 | 師の句碑に淡き木漏れ日初薬師 | 高 越 |
| 19 | 風強き日の葉陰にそつと寒椿 | 春 生 |
| 24 | 初春や曾孫初めて抱く重さ | 菜の花 |
| 2 | 寒鯉に池半分の日向かな | 春 生 |
| 4 | 春を待つ杖立てかけて夫病床 | 媛 香 |
| 17 | 児童等の声援あがるどんと焼き | 扇 |
| 18 | 駅伝に若さが燃える三が日 | 石の花 |
| 21 | 初御空雲一つなく静かなり | 哲 朗 |
| 26 | 条幅に孫の書き初めすみ香る | 扇 |
| 28 | 新年会久しき友と盃交わす | 浩 風 |
| 5 | 我が人生齢(よわい)を重ね寒にいる | 石の花 |
| 13 | 小春日やパチパチパチと庭木摘み | そらまめ |
| 番 号 | 特 選 5 句 | 俳 号 | |
| 9 | たすき継ぐ吹雪の都大路かな | 投票 6 票 | 高 越 |
| 6 | 庭掃除終えてしばしの日向ぼこ | 投票 5 票 | そらまめ |
| 25 | 山茶花のこぼれし花弁掃き惜しむ | 投票 4 票 | 哲 朗 |
| 27 | 土掻いて埃だらけの寒雀 | 投票 4 票 | 春 生 |
| 29 | 一湾を望む水仙七分咲き | 投票 4 票 | 哲 朗 |
| 番 号 | 入 選 15 句 | 俳 号 | |

| 紫 陽 花 の コメント | |
| 明けましてお目出度うございます。 | |
| 今年は、お天気も良く清々しいお正月でした。 | |
| この句会も、皆さんのご協力で直一層の盛会を | |
| 期待しております。 | |
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| 今回からは、夏井いつきさんの俳句バトル・俳句さく咲く等を参考に各気の付いた | |
| ことをコメントしていきたいと思います。会員の皆様も披講選句とは別に、各句 | |
| の気の付いたこと、また添削句を寄せて頂ければ幸いです。またその添削に対して | |
| の別な意見があれば寄せて頂きそれをこの画面で追加表示させて頂きます。 | |
| 従って、この画面は逐次更新していきますので次号が発表されるまで気の付いた | |
| ときに鑑賞して下さい。 | |
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| ことばについて 01 (オノマトペ)について | |
| ことばについて 02 (いろいろな読みのことば)について | |
| 「俳句の形と切れ」について再考 | |
| 「俳句の字あまり」について再考 | |
| 各句の気の付いた点とかその他のコメントは、選句編集の | |
| 後に付けております。ご希望の方は閲覧してください。 | |
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| 皆様から「特選」「入選」に選ばれるのを楽しみだったのに。 (選句数からの判断でも良かったのに)の声が聞かれました。 |
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| 従って以前のように入選句として啓上することに致します。 | |
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| 1月 の コ メ ン ト 解 説 | |
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| 俳句には情景が必要であまり詰め込まない。 | |
| 十七音に詰め込みすぎるとかえって映像が伝わらなくなる。 | |
| 俳句は意味を述べるのではなく映像を描くものである。 | |
| 季語重ねは一つを比喩で解決する。 | |
| 夏井いつき の 俳句プレバトより | |
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| ◇ 4番 | 春を待つ杖立てかけて夫病床 「や」で切って春待つ心を強調する 詠み替えて 待春や夫病室に杖たてて |
| ◇ 10番 | あたふたと日々過ぎ去りし除夜の鐘 詠み替えて あたふたと過ぎたるひと日除夜詣 |
| ◇ 11番 | 雪の中女子マラソンの健闘や 意味が分かりにくい。 詠み替えて 女子マラソン強き絆や雪しまき |
| ◇ 14番 | 初雪や庭の地面は真白なる 雪は白いので真白なるを削除 詠み替えて 初雪や向かいの山も我が庭も |
| ◇ 17番 | 児童等の声援あがるどんと焼き 季なし 「どんと焼」季語ではない 詠み替えて どんと焼あがる声援冬の月 |
| ◇ 20番 | 水脈(みお)たてて鰤船団の寄港かな 母港に帰るのであれば「帰港」がいい 詠み替えて 水脈(みお)たてて鰤船団の帰港かな |
| ◇ 21番 | 初御空雲一つなく静かなり 説明気味を変更 詠み替えて 静けさや明けて雲無き初御空 |
| ◇ 24番 | 初春や曾孫初めて抱く重さ 曾孫の重さを強調し「かな」を使った 詠み替えて 初春の曾孫抱き初(そ)む重さかな |
| ◇ 26番 | 条幅に孫の書き初めすみ香る 「すみ」は「墨」の方がイメージがわく 詠み替えて 条幅に孫の書き初め墨香る |
| ◇ 28番 | 新年会久しき友と盃交わす 詠み替えて 久方振りの友と乾杯年新た |
| ◇ 30番 | 新春に感動コラボ月と星 季重なり 「新春」新年 「月」秋 詠み替えて 感動のコラボや冬の月と星 |
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| 以上 コメントをいろいろ述べてみましたがこれらについてご意見・ ご感想があればどんどんメールでお知らせください。このページに追加して 皆さんに紹介します。 メールアドレス:i-yama0812@lapis.plala.or.jp TVの俳句バトル・俳句さく咲くなど結構参考になります。 |
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