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平成 28年11月 1日~平成 28年11月20日 投句分
互 選 句
紫陽花
第 143 回 披 講
 11月 の コ メ ン ト 解 説
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      俳句には情景が必要であまり詰め込まない。
    十七音に詰め込みすぎるとかえって映像が伝わらなくなる。 
    季語に込められた意味を理解する
 
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 ◇ 2番  渋柿に焼酎ぬって日付書く    季重ね 渋柿(秋) 焼酎(夏)
                  詠み替えて 渋柿に渋抜きぬって日付書く
 ◇ 5番  歌留多会西行庵に気の満ちて  西行庵・不勉強でよく判りません。
                  
 ◇ 10番  砂浜でママごと遊びの子の笑顔    季無し
                  詠み替えて 落葉敷きママごと遊びの子の笑顔
 ◇ 11番  熟柿にたわわに実り地に届きそう   句またがりのようですが18音です。
                  詠み替えて 天高くたわわに実る熟柿かな
 ◇ 12番  コスモスや風に遊ばれ休耕田      3段切れ
                  詠み替えて コスモスや休耕田で風にゆれ
 ◇ 13番  里山に廃屋一戸虫の声     
                  詠み替えて 里山に廃屋ありて虫の声
 ◇ 15番  文化の日喰ったうどんの味気なし     明るい句に
                  
詠み替えて 文化の日饂飩の手打ち巧みの手
 ◇ 17番  錦秋の面河渓谷川の音         季無し 「錦秋」季語ではない
                  詠み替えて 秋望や面河渓谷川の音       
 ◇ 20番  小春日に車いす乗り散歩する    
                  
詠み替えて 小春日に車いすにて散歩する
 ◇ 25番  コスモスや汐風にゆれ無人駅      3段切れ    
                  
詠み替えて コスモスが汐風にゆれ無人駅
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   以上 コメントをいろいろ述べてみましたがこれらについてご意見・
ご感想があればどんどんメールでお知らせください。このページに追加して
皆さんに紹介します。

 メールアドレス:i-yama0812@lapis.plala.or.jp

TVの俳句バトル・俳句さく咲くなど結構参考になります。

 紫 陽 花 の コメント
    早いものです今年も、あと僅か年の瀬に迫りました。
    この11月から俳号(春 生)様が入会されました。
    近年は天災地変の多い状態が続いております。
       被災された方はお気の毒です。
       私たちは俳句を通じてお互いの絆を深めましょう。
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今回からは、夏井いつきさんの俳句バトル・俳句さく咲く等を参考に各気の付いた 
ことをコメントしていきたいと思います。会員の皆様も披講選句とは別に、各句
の気の付いたこと、また添削句を寄せて頂ければ幸いです。またその添削に対して 
の別な意見があれば寄せて頂きそれをこの画面で追加表示させて頂きます。 
従って、この画面は逐次更新していきますので次号が発表されるまで気の付いた 
ときに鑑賞して下さい。
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   ことばについて 01  (オノマトペ)について
   ことばについて 02 (いろいろな読みのことば)について
   「俳句の形と切れ」について再考
   「俳句の字あまり」について再考
 各句の気の付いた点とかその他のコメントは、選句編集の
   後に付けております。ご希望の方は閲覧してください。
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  皆様から「特選」「入選」に選ばれるのを楽しみだったのに。
  (選句数からの判断でも良かったのに)の声が聞かれました。
  従って以前のように入選句として啓上することに致します。
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最終更新日時 H.28.10.27 PM12:00
番 号 特 選 5 句 俳 号

かづら橋へっぴ゜り腰の紅葉狩り 投票 5 票 べいこう
秋空やスーパームーン見えぬまま    投票 5 票 浩 風
13 里山に廃屋一戸虫の声    投票 5 票 石の花
12 コスモスや風に遊ばれ休耕田    投票 4 票 媛 香
30 手に蛇の目夜景の紅葉高台寺    投票 4 票
番 号 入 選 15 句 俳 号
渋柿に焼酎ぬって日付書く そらまめ
26 亥の子唄声張りあげし女の子 哲 朗
29 明るさの銀杏黄葉の敷きつめて 浩 風
秋日射すバラバラにして読む新聞 媛 香
亥の子突き遠く囃子のかすれ聞く    石の花
冬鵙の耳すきとおる朝の声 哲 朗
11 熟柿たわわに実り地に届きそう 菜の花
19 落葉焚くふるさとの山高きかな 春 生
20 小春日に車いす乗り散歩する 石の花
22 道祖神たわわに実る柚子背負い べいこう
28 年賀状書けぬ故人が十余人 峰 生
33 時雨後土を持ち上ぐ豆の顔
柿喰って種を飛ばして競いけり 哲 朗
14 村人に隠し道あり狸罠 春 生
17 錦秋の面河渓谷川の音