番 号 特 選 5 句 俳 号
26 心地よき河原の夜風芋煮会    投票 7 票 哲 朗
11 参道を暫しの歩み萩の径 投票 5 票 高 越
秋の蝿温もり残る外かまど 投票 4 票 春 生
秋茜(赤蜻蛉)夕日に映えて群がれり    投票 4 票 石の花
15 秋日和孫の挙式の花ふぶき    投票 4 票 浩 風
番 号 入 選 15 句 俳 号
9月 の コ メ ン ト 解 説
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     [季語は主役に]俳句の基本
    説明の言葉]を避ける
     言葉の無駄遣い]をしない 
     ④ 情景をしっかり[映像化]する
      ありふれた表現は避ける。
     17音には1つのポイントにする
      中七は字余りにしない 
      情景を鮮やかに
      助詞一つでオリジナリティーに
 夏井いつき の 俳句プレバトより  
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 ◇ 1番  颱風裡石手玉川ダム満ちて         的を絞る
                  読み替えて 颱風裡玉川ダムは水満ちて
                          愛媛国体のボート競技も一安心です 
 ◇ 4番  ピンポンを軟式もどき汗の顔        季語の汗を強調する
                  読み替えて 
ピンポンを軟式もどき顔の汗
 ◇ 6番  秋茜(赤蜻蛉)夕日に映えて群がれり  夕焼けに映える蜻蛉の赤色を強調して
                  読み替えて 
秋茜夕日に映えて赤を増し
 ◇ 7番  石鎚の吹き下ろし風稲穂揺る       リズム感を。
                  読み替えて 
里深く石鎚颪稲穂ゆれ 
 ◇15番  秋日和孫の挙式の花ふぶき     季重ね「秋日和」秋 「花ふぶき」春
                 
 詠み替えて 秋日和孫の挙式の晴れやかさ
 ◇17番  太陽へ真つ直ぐに立つ曼珠沙華      「に」が説明っぽいので
                 
 詠み替えて 太陽へ真っ直ぐ立ちて曼珠沙華
 ◇18番  颱風や荒れる村落ボランティア      ボランティア荒れた後に来てくれる過去形に
                 
 詠み替えて 台風の荒れし村落ボランティア
 ◇24番  台風の一過の朝の空の青     「の」が4つある。作者の意なのでしょうか
                 
 詠み替えて 快晴の台風一過今朝の空
 ◇ 25番  長崎の恩師卒寿余よ原爆忌     中七字余
                  詠み替えて
 長崎の恩師卒寿に原爆忌
 ◇ 27番  秋めくや国体待つやみきゃんなり   季重ね「秋めくや」秋 「国体」秋 三段切れ
                  詠み替えて
 愛媛県国体を待つみきゃんなり
                
詠み替えて
 秋晴れやみきゃん選手のお接待
 
   以上 コメントをいろいろ述べてみましたがこれらについてご意見・
ご感想があればどんどんメールでお知らせください。このページに追加して
皆さんに紹介します。

 メールアドレス:i-yama0812@lapis.plala.or.jp

TVの俳句バトル・俳句さく咲くなど結構参考になります。

 紫 陽 花 の コメント
   めっきり秋らしくなりました。時期が来ればあれ程
   暑かった夏も、めっきり朝夕が肌寒くなりました。
     この季節を題材に発句を楽しみましょう。
       
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夏井いつきさんの俳句バトル・俳句さく咲く等を参考に各気の付いた 
ことをコメントしていきたいと思います。会員の皆様も披講選句とは別に、各句
の気の付いたこと、また添削句を寄せて頂ければ幸いです。またその添削に対して 
の別な意見があれば寄せて頂きそれをこの画面で追加表示させて頂きます。 
従って、この画面は逐次更新していきますので次号が発表されるまで気の付いた 
ときに鑑賞して下さい。
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   ことばについて 01  (オノマトペ)について
   ことばについて 02 (いろいろな読みのことば)について
   「俳句の形と切れ」について再考
   「俳句の字あまり」について再考
 各句の気の付いた点とかその他のコメントは、選句編集の
   後に付けております。ご希望の方は閲覧してください。
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  皆様から「特選」「入選」に選ばれるのを楽しみだったのに。
  (選句数からの判断でも良かったのに)の声が聞かれました。
  従って以前のように入選句として啓上することに致します。
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12 盆過ぎの朝の静寂鳥の声   
城山の一葉に秋の気配あり べいこう
16 畦道を囲む真っ赤な曼珠沙華 媛 香
台風の中の帰宅の思案かな 浩 風
颱風裡石手玉川ダム満ちて 高 越
ペタル踏む辺り一面秋あかね 哲 朗
23 力瘤見せて大工の三尺寝 べいこう
石鎚の吹き下ろし風稲穂揺る 媛 香
13 朝寒や日当たりこいし軒外れ 石の花
19 本たてに立てかけたまま秋団扇
24 台風の一過の朝の空の青 浩 風
22 紅白の花萩ゆらぐ湖畔かな 高 越
14 川べりに塀より枝垂れ萩の花 菜の花
10 曝書して走れメロスは吾が宝 べいこう
甲子園優勝旗手に夏も去り 菜の花
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平成 29年 9月 1日~平成 29年 9月20日 投句分
互 選 句
紫陽花
第 153 回 披 講
最終更新日時 H.29. 9.27 PM12:00